中学2年生のカリキュラム

目次

はじめに

中学2年生は、楽しく充実した時期です。学業や部活動に慣れ、勉強のコツを掴むことで実力アップが期待できます。自己学習の習慣を身につけることで、勉強だけでなく、スポーツや遊びも楽しめるようになります。がんばって素晴らしい中学生活を送りましょう!

中学校2年生の英文法の具体的なカリキュラム

中学2年生で最低習得するべき、英文法のカリキュラムです。習得するべき問題例を記載しております。1年生より一気にレベルが上がります。ここを乗り越える事ができれば英語は得意科目になります。また、この時の実力で目標とする学校を選定することになるため、中学校で一番重要な時期です。

比較級

形容詞の比較級の形成方法と”than” の使い方

問題: 次の文を英語に変換してください。

(1) このリンゴはあのリンゴより甘い。

回答:

(1) This apple is sweeter than that apple.

解説: 形容詞の比較級を使って、二つのものを比較する形容詞を変形させ(原形-er)thanの構文を用います。

形容詞には、以下の公式に当てはめます。

比較級 + than + 比較対象  例: taller than him

比較級は以下の通り作成します。

  1. 一音節形容詞: 原形 + -er 例: tall → taller
  2. 二音節形容詞(特定の形容詞): 原形 + -er 例: clever → cleverer
  3. 二音節形容詞(上記以外その他)および三音節以上の形容詞: more + 原形 例: beautiful → more beautiful

例外:いくつかの形容詞は不規則な比較級を持っている(例:good → better、bad → worse)。

やまゼミ学長

形容詞の比較級 やまゼミでは比Qと略して説明する予定です!

一般動詞の過去形

一般動詞の過去形の作成方法、規則動詞と不規則動詞の違い

問題: 次の文を過去形に変換してください。

(1) They buy some food.

(2) She goes to the store.

回答:

(1) They bought some food.

(2) She went to the store.

解説: 規則動詞は、動詞の末尾に「-ed」を付けることで過去形になります。

  • work → worked
  • play → played

しかし、例題の文章は不規則動詞になります。

特定の過去形に変化するルールがないため、独自の形を覚える必要があります。

主な不規則動詞は以下です。

動詞の基本形過去形
bewas/were
beginbegan
breakbroke
bringbrought
buybought
comecame
dodid
drinkdrank
eatate
fallfell
feelfelt
findfound
getgot
givegave
gowent
havehad
hearheard
knowknew
leaveleft
makemade
meetmet
paypaid
putput
readread
runran
saysaid
seesaw
sitsat
sleepslept
speakspoke
taketook
telltold
thinkthought
wearwore
winwon
writewrote

このように公式に合わないものは暗記ものとして日々蓄積していきます。

やまゼミ学長

このように公式に合わないものは暗記ものとして日々蓄積していきます!
実際テストではよく出されるのは公式に合わない例外パターンです!

未来形

“will” および “be going to” を使った未来形の作成方法

問題: 次の文を未来形に変換してください。

(1) She studies English.

(2) It rains tomorrow.

回答:

(1) She will study English. / She is going to study English.

(2) It will rain tomorrow. / It is going to rain tomorrow.

解説: 未来形を表す際には、“will” または “be going to” +動詞の原形を使います。

現在完了形

“has/have + 過去分詞” を使用した現在完了形の作成方法

問題: 次の文を現在完了形に変換してください。

(1) I read the book.

(2) They finish their homework.

回答:

(1) I have read the book.

(2) They have finished their homework.

解説: 現在完了形は、”has/have + 過去分詞” の形で作成します。

過去形は過去のある特定の時点で完了した出来事や行動を表すのに使用されます。例えば、「I read the book」は、過去のある時点で本を読み終えたことのみを意味します。

一方、現在完了形は、過去の出来事や行動が現在の状況にも影響している時に使用します。例えば、「I have read the book」は、過去に本を読んだことが現在の状況に関連していることを示しています(つまり:その本を読んだおかげで、その関連する会話に参加できる、その本の内容を理解しているなど)。

この辺りからいよいよ難しくなってきます。そもそも英語と日本語は文化も違うので、英語のニュアンスをそのまま日本語に訳す事はできません。これは公式や例外で習得するものとは別にセンスを養う領域です。やまゼミでもシチュエーションを具体的に説明しながら解説していきますのでご心配なく!

受動態

主語と目的語を入れ替えて、受動態の文を作成する方法

問題: 次の文を受動態に変換してください。

(1) He opens the window.

(2) They build the house.

回答:

(1) The window is opened by him.

(2) The house is built by them.

解説: 受動態では、主語と目的語を入れ替え、be動詞と過去分詞を使って文を作成します。

公式:be 動詞+ 過去分詞 + by + 行為の主体

過去分詞も規則動詞、不規則動詞があり暗記していく必要があります。以下は

主な過去分詞の一覧です。※不規則の記載が不規則動詞です

動詞の基本形過去形過去分詞
work (規則)workedworked
play (規則)playedplayed
study (規則)studiedstudied
be (不規則)was/werebeen
have (不規則)hadhad
do (不規則)diddone
go (不規則)wentgone
see (不規則)sawseen
eat (不規則)ateeaten
drink (不規則)drankdrunk
write (不規則)wrotewritten
read (不規則)readread
sing (不規則)sangsung
take (不規則)tooktaken
speak (不規則)spokespoken

There is/are 構文

「There is/are」の使い方、存在を表す文の作成方法

問題: 次の文を英語に変換してください。

(1) 机の上にりんごが一つあります。

(2) 公園にたくさんの子供たちがいます。

回答:

(1) There is an apple on the desk.

(2) There are many children in the park.

解説: 「There is/are」+名刺を使って、物や人の存在を表す文を作成します。

一般動詞の疑問文・否定文:

一般動詞を使った疑問文と否定文の作成方法

問題: 次の文を疑問文および否定文に変換してください。

(1) He plays tennis.

(2) She eats breakfast.

回答:

(1) 

疑問文: Does he play tennis?

否定文: He does not play tennis.

(2) 

疑問文: Does she eat breakfast?

否定文: She does not eat breakfast.

解説: 一般動詞の疑問文では、”do/does”を文頭に置きます。否定文では、”do not/does not”を使って文を作成します。

助動詞

助動詞 “must”, “should”, “have to”, “need to” の使い方

問題: 次の文を英語に変換してください。

(1) 彼は宿題をしなければなりません。

(2) 私たちは早く行くべきです。

回答:

(1) He must do his homework. / He has to do his homework. / He needs to do his homework.

(2) We should go early.

解説: 助動詞+動詞の原形

助動詞を使って、義務や助言などのニュアンスを表現します。例題の(1)では3つの表現で示すことが可能で、シチュエーションによって使い分けが必要です。中学校ではそこまで問われる事はありませんが、大学受験ではこのような違いも出題されています。

  1. must(~しなければならない、~するべきである)
    • 強い義務感や必要性を表します。 例: You must study for the exam.(試験勉強をしなければなりません。)
  2. should(~したほうがいい、~するべきだ)
    • 勧告やアドバイスを表し、軽い義務感が含まれます。 例: You should eat more vegetables.(もっと野菜を食べたほうがいいですよ。)
  3. have to(~しなければならない、~する必要がある)
    • 外的な要因による義務感や必要性を表します。 例: We have to finish the project by tomorrow.(明日までにプロジェクトを終わらせなければなりません。)
  4. need to(~する必要がある、~しなければならない)
    • 必要性や要求を表し、義務感が含まれることもあります。 例: You need to call your parents.(両親に電話をかける必要があります。)


前置詞

前置詞 “in, on, at, by, with” などの使い方

問題: 次の文の空欄に適切な前置詞を入れてください。

(1) He is sitting _____ the chair.

(2) She works _____ a bank.

回答:

(1) He is sitting on the chair.

(2) She works at a bank.

解説: 前置詞を使って、場所や時間、関係を表す文を作成します。

前置詞時間場所その他
inIn July.(7月に)In the room.(部屋の中で)In love.(恋に)
In the morning.(朝に)In the box.(箱の中で)In trouble.(困難に)
onOn Sunday.(日曜日に)On the table.(テーブルの上で)On the phone.(電話で)
On my birthday.(誕生日に)On the wall.(壁に)On time.(時間通りに)
atAt 3 o’clock.(3時に)At the entrance.(入口で)At work.(仕事中に)
At night.(夜に)At school.(学校で)At risk.(危険に)
byBy noon.(正午までに)By the window.(窓際で)By car.(車で)
By the end of the week.(週末までに)By the river.(川沿いで)By myself.(一人で)
withWith a smile.(笑顔で)
With friends.(友達と)

英語の前置詞は文脈によって意味が変わることがあるため、様々な例文を通じて理解を深めることが重要です。

不定詞・動名詞

不定詞と動名詞の使い方

問題: 次の文の空欄に適切な形(不定詞または動名詞)を入れてください。

(1) I enjoy _____ (read) books.

(2) She decided _____ (go) to the party.

回答:

(1) I enjoy reading books.

(2) She decided to go to the party.

解説: 不定詞(to + 動詞の原形)動名詞(動詞の-ing形)の使い方を学びます。動詞や前置詞に続く形が異なる場合があります。

  1. 不定詞(to + 動詞の原形)
    • 訳: ~すること
    • 例: I want to learn English.(私は英語を学びたい。) It’s important to exercise regularly.(定期的に運動することが重要だ。)
  2. 動名詞(動詞の-ing形)
    • 訳: ~すること
    • 例: Swimming is a great way to stay fit.(水泳は健康を維持するのに最適な方法だ。) I enjoy reading books.(私は本を読むのが好きだ。)

間接疑問文

間接疑問文の作成方法は苦手な人が多いです。やまゼミに任せて!

問題: 次の2つの文を1つの間接疑問文に組み合わせてください。

(1) He can’t remember. (2) Who are they?

回答:

He can’t remember who they are.

解説: 文の途中に疑問文が挿入されるので、間接疑問文と表現します。疑問詞のあとの語順が疑問文の語順から肯定文になります。Who are they?→who they are.

仮定法現在

仮定法現在を使った表現方法。もし私が〇〇だったら・・・。

If I were rich…私も金持ちだったらハワイに住みたい・・

問題: 次の文を仮定法現在に変換してください。

(1) I am rich.

(2) She comes to the party.

回答:

(1) If I were rich…

(2) If she came to the party…

解説: 仮定法現在では、実際には存在しない状況や事実に反する状況を仮定して表現します。その現実とは違う状況を表現す流ためIfの後の時制を過去形にします。

注意点:

  • “be” 動詞の場合、すべての主語に対して “were” を使用します。例えば、「I were」や「he were」といった形です。

    やまゼミでは例外として暗記します。公式(パターン)と例外をしっかりわけて学習します。そのため、いつも同じ解き方で解いて、解けない問題は例外として暗記します。しっかり実力をつけていきましょう!

関係代名詞

関係代名詞 “who, which, that” の使い方。この辺りは大学入試レベルの問題でも頻出です。

問題: 次の文を関係代名詞を使って1つの文にまとめてください。

(1) This is the book. I bought it yesterday.

(2) She is the woman. She helped me.

回答:

(1) This is the book that I bought yesterday.

(2) She is the woman who helped me.

解説: 関係代名詞を使って、2つの文を1つの文にまとめることができます。

公式:先行詞 + 関係代名詞 + 続く文の主語や動詞など

(1) This is the book. I bought it yesterday.

the bookitが同じものを指しています。

先行詞: the book itを関係代名詞: thatに置き換え、先行詞を修飾します。 続く文はI bought yesterday

This is the book that I bought yesterday.

主に学ぶ関係代名詞:

  • who: 人に関する情報を示すときに使用します。
  • whom: 人に関する情報を示すときに使用し、目的語として使用されます
  • which: 物に関する情報を示すときに使用します。
  • that: 人や物に関する情報を示すときに使用し、より広範な用途があります。

副詞

副詞の基本的な使い方、時間・場所・頻度・方法・程度などを表す副詞

問題: 次の文を英語に変換してください。

(1) 彼は速く走ります。

回答:

(1) He runs fast.

解説: 副詞を使って、動詞や形容詞、他の副詞に関する情報を追加します。

主な副詞

副詞意味
very非常に
really本当に
alwaysいつも
never決して〜ない
oftenよく
sometimes時々
rarelyめったに〜ない
quickly速く
slowlyゆっくりと
loudly大きな音で


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