中学校3年生のカリキュラム

目次

はじめに

中学3年生では、自分の実力を知り、過去問や模擬テストで受験校のレベルをしり、本番で勝利をつかむことが大切です。これまでの学びや経験を活かして、自分の強みや弱みを把握し、目標を立てましょう。また、過去のテストや他校の問題を参考にして、対策を練り、プレッシャーに負けない強い心を養いましょう。

中学校3年生の英文法の具体的なカリキュラム

中学3年生で最低習得するべき、英文法のカリキュラムです。習得するべき問題例を記載しております。さらにレベルが上がり、一部大学入試でも問われるレベルの問題も出題されます。3年生では実践を想定した問題になれることも重要です。2学期以降は本番のテストをこなす必要が出て参ります。

間接話法

直接話法と間接話法の変換方法

問題: 次の直接話法の文を間接話法に変換してください。

(1) She said, “I am busy.”

(2) He said, “I will go to the party.”

回答:

(1) She said that she was busy.

(2) He said that he would go to the party.

解説: 間接話法とは他人の言葉や考えを直接引用したものではなく、自分の言葉で伝えます。

例えば、「私は今日学校に行く」という文があります。この文を直接話法で報告する場合、「彼女は『私は今日学校に行く』と言いました」というように、実際にその人が言った言葉をそのまま報告します。

一方、間接話法とは、人が言ったことを言い換えて報告することを指します。例えば、同じ文を間接話法で報告する場合、「彼女は今日学校に行くと言った」というように、実際の言葉を言い換えて報告します。

間接話法では時制を合わせて、過去形になってるのがポイントです

接続詞

接続詞の使い方(and, but, or, so, becauseなど)

問題: 次の文を英語に変換してください。

(1) 彼は疲れていたが、勉強を続けた。

(2) 彼女は美味しい料理ができるので、料理教室に通っている。

回答:

(1) He was tired, but he continued to study.

(2) She is attending a cooking class because she can cook delicious food.

解説: 接続詞を使って、複数の文をつなげ、複雑な文を作成します。

接続の種類意味
andそして
orまたは
butしかし
soだから
becauseなぜなら
although〜だけれども
howeverしかし
thereforeしたがって
in additionさらに
on the other hand一方で
as a result結果として
meanwhileその間に

分詞構文

分詞構文の基本的な使い方を学びます。大学受験でもよく出題されます。中学校では基本的な要素を学びます。

問題: 次の文を分詞構文に変換してください。

(1) I saw a man. He was carrying a bag.

(2) She found a book. The book was lost.

回答:

(1) I saw a man carrying a bag.

(2) She found a lost book.

解説: 分詞構文では、分詞を使って簡潔な表現を作ります。分詞は、動詞の原形に-ing(現在分詞)または-ed(去分詞)をつけた形で、形容詞のように使われます。

仮定法現在と過去の違い

仮定法現在と仮定法過去の使い分け

問題: 次の文を仮定法現在と仮定法過去に変換してください。

(1) I have a car.

(2) He is at the party.

回答:

仮定法現在:

(1) If I had a car…私が今車を持っていれば(文章の時制は過去だが、現在のこと

(2) If he were at the party…もし私が今パーティーに出ていれば(文章の時制は現在だが、現在のこと

仮定法過去:

(1) If I had had a car…もし私が当時車を持っていれば(文章の時制は過去完了で過去のこと

(2) If he had been at the party…もし当時パーティーに行っていれば(文章の時制は過去完了で過去のこと

解説: 仮定法現在では、現在の事実に反する仮定を表現します。仮定法過去では、過去の事実に反する仮定を表現します。

原形不定詞※(make, let, have, get、help)

使役動詞の使い方

問題: 次の文を英語に変換してください。

(1) 彼女は彼に手紙を書かせた。

(2) 彼は犬を散歩させた。

回答:

(1) She made him write a letter.

(2) He let the dog go for a walk.

解説: 

通常の不定詞は「to + 動詞の原形」となりますが、いくつかの特定の動詞と組み合わせることで、「to」が省略された「動詞の原形」だけで不定詞として機能することがあります。このタイプの不定詞を原形不定詞と呼びます。

原形不定詞は、let(許す)、make(させる)、help(手伝う)などの動詞と一緒に使われることが一般的です。以下の構文に従って、それぞれの動詞と原形不定詞が組み合わされます。

  1. let + 人 + 原形不定詞: 「…が〜するのを許す」 例: I let him go.(私は彼に行くのを許した)
  2. make + 人 + 原形不定詞: 「…に〜させる」 例: She made me clean the room.(彼女は私に部屋の掃除をさせた)
  3. help + 人 + 原形不定詞: 「…が〜するのを手伝う」 例: He helped her study.(彼は彼女が勉強するのを手伝った)

この構文では、「人」とその後の「原形不定詞」が主語と述語の関係になります。これは、構文内の「人」が行為や状態を示す述語(原形不定詞)と関連しているためです。この関係は、文の意味を理解する上で重要な要素となります。例えば、「I let him go」の場合、「彼(him)」が「行く(go)」という行為と関連しています。

名詞節

名詞節の形成と使い方

問題: 次の文を名詞節を使った文に変換してください。

(1) He likes pizza.  It is a fact.

(2) She can play the piano.  I believe 

回答:

(1) It is a fact that he likes pizza.

(2) I believe that she can play the piano.

解説: 名詞節は、名詞の働きをする節で、主語や目的語などの位置で使われます。中学校では「that」を使って、名詞節を作ることが一般的ですがwhat, whether, who, when, where, why, how なども用います。

例:

  • I believe that he is honest.(私は彼が正直だと信じています。)
  • She asked if I knew the answer.(彼女は私が答えを知っているかどうか尋ねた。)
  • What he said is true.(彼が言ったことは本当です。)

副詞節

副詞節の形成と使い方

問題: 次の文を副詞節を使った文に変換してください。

(1) He will call you. (after he arrives)

(2) She studies hard. (so that she can pass the exam)

回答:

(1) He will call you after he arrives.

(2) She studies hard so that she can pass the exam.

解説: 副詞節は、文の中で副詞のような役割を果たし、動詞、形容詞、副詞や他の節に関する情報を提供します。副詞節は、時間、場所、理由、条件、譲歩、比較、結果などの関係を示すことができます。副詞節は、以下のような接続詞を用いて始められることが一般的です:when, while, after, before, because, if, although, since, as, so that など。

例:

  • When it rains, the ground gets wet.(雨が降ると、地面が濡れる。)
  • She was happy because she passed the exam.(彼女は試験に合格したので嬉しかった。)
  • If you study hard, you will succeed.(一生懸命勉強すれば、成功します。)

分詞構文

分詞構文の形成と使い方。こちらも大学受験で頻出です。

問題: 次の文を分詞構文に変換してください。

(1) The boy is playing soccer. He is cool

回答:

(1) The boy playing soccer is cool.

解説: 分詞構文は、動詞の分詞形を使って、短くて簡潔な表現を作るために使われます。現在分詞(-ing形)や過去分詞(-ed形/第三形)を使って、分詞構文を作ります。中学校では主に形容詞の役割として使用されるので、練習問題のように名刺を修飾します。

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