やまゼミのカリキュラム

目次

中学校1年生の英文法の具体的なカリキュラム

Be動詞

基本的なBe動詞(am, is, are)の使い方、肯定文、否定文、疑問文の作成方法を学びます。

問題: 次の文を英語に変換してください。

(1) 彼は先生です。

(2) それらは本ではありません。

回答:

(1) He is a teacher.

(2) They are not books.

解説: Be動詞(am, is, are)を使って、主語と補語を繋げます。※補語についてもやまゼミで解説します。

一般動詞

動詞の基本形、三人称単数形の作成方法を学びます。

問題: 次の文を英語に変換してください。

(1) 彼女はピアノを弾く。

(2) 私たちは毎日勉強する。

回答:

(1) She plays the piano.

(2) We study every day.

解説: 英語では、三人称単数形の主語に対応する動詞は、通常、動詞の基本形に “-s” または “-es” を付けることで変化させます

否定文

Be動詞と一般動詞を使用した否定文の作成方法

問題: 次の文を否定文に変換してください。

(1) He reads a book.

(2) They play soccer.

回答:

(1) He does not read a book.

(2) They do not play soccer.

解説: Be動詞以外の動詞を使った否定文では、”do not” や “does not” を使います。do not” や “does not”の直後は動詞の原形です。Be動詞の否定文は、動詞の後に “not” を付けることで作成します。

以下は、現在形のBe動詞(am, is, are)を使った否定文の例です。

例 I am not tired. (私は疲れていません。)

疑問文

Be動詞と一般動詞を使用した疑問文の作成方法を学びます。

問題: 次の文を疑問文に変換してください。

(1) You speak English.

(2) She likes ice cream.

回答:

(1) Do you speak English?

(2) Does she like ice cream?

解説: 疑問文を作る際、”do” や “does” を文頭に置きます。Be動詞の疑問文は、疑問文を作る際にBe動詞を主語の前に置くことで構成されます。以下は、現在形のBe動詞(am, is, are)を使った疑問文の例です。

  • Is he a doctor? (彼は医者ですか?)
  • Are they students? (彼らは学生ですか?)

Be動詞の疑問文に答える際は、肯定回答や否定回答を用いて、主語とBe動詞を適切に組み合わせます。例えば:

  • Yes, he is. / No, he isn’t.
  • Yes, they are. / No, they aren’t.

疑問詞

What, Where, When, Who, Why, Howなどの疑問詞の使い方を学びます。

問題: 適切な疑問詞を使って、次の質問文を完成させてください。

(1) _____ is your favorite food?

(2) _____ do you go to school?

回答:

(1) What is your favorite food?

(2) How do you go to school?

解説: 

What (何) – 物事やアイデアについて尋ねる際に使います。

例: What is your favorite color? (あなたの好きな色は何ですか?)

Where (どこ) – 場所や位置に関する質問をする際に使います。

例: Where is the library? (図書館はどこにありますか?)

When (いつ) – 時間や日付に関する質問をする際に使います。

例: When is your birthday? (あなたの誕生日はいつですか?)

Who (誰) – 人物に関する質問をする際に使います。主語や目的語になる人物を尋ねます。

例: Who is your best friend? (あなたの親友は誰ですか?)

Why (なぜ) – 理由や原因に関する質問をする際に使います。

例: Why are you late? (なぜ遅れましたか?)

How (どのように) – 方法や状態、程度に関する質問をする際に使います。

例: How do you go to school? (どのようにして学校に行きますか?)

質問文を作る際は、尋ねたい情報に応じて適切な疑問詞を選び、文の構造を整えます。例えば、「彼女はをしていますか?」と尋ねたい場合、「What」を使って「What is she doing?」という質問文を作成します。

命令文

動詞の原形を使用した命令文の作成方法について学びます。

問題: 次の日本語の命令文を英語に変換してください。

(1) ここに座ってください。

(2) その扉を閉めて

回答:

(1) Please sit here.

(2) Close the door.

解説: 動詞の原形を使って命令文を作り、必要に応じて “please” を追加します。

三人称単数現在

三人称単数形の主語(彼、彼女、それ)と動詞の一致

問題: 次の文を三人称単数に変換してください。

1)I watch TV.

2) They study English.

回答:

(1) He/she watches TV.

(2) He/she studies English.

解説:三人称単数形の主語(he, she, it)と動詞の一致は、動詞に “-s” または “-es” を付けることで達成されます。以下に一覧を示します。

He works. (彼は働く。)

She studies. (彼女は勉強する。)

It rains. (雨が降る。)

以下は、いくつかの動詞の変化を示す一覧表です。

基本形 (原形)三人称単数形
eateats
playplays
gogoes
watchwatches
dodoes
havehas

三人称単数形の主語と動詞の一致に注意することで、文法的に正しい英文を作成できます。

現在進行形:

be動詞 + 動詞の-ing形”を使用した現在進行形の作成方法

問題:次の文を現在進行形に変換してください。

  1. She reads a book.
  2. He writes a letter.
  3. We cook dinner.

回答と解説:

be動詞 + 動詞の原形に-ing形に変換していく作業を行います。

  1. 現在進行形: She is reading a book. 「reads」を原形「read」にした後、ーingをつけます。「reading」に変換し、「is」を加えて現在進行形にします。
  2. 現在進行形: He is writing a letter.
  3. 現在進行形: We are cooking dinner.

助動詞Can

助動詞 “can” の使い方(能力や許可を表す)

問題: 次の文をcanを使って表現してください。

(1) 彼は英語を話すことができる。

(2) 彼女は料理ができない。

回答:

(1) He can speak English.

(2) She cannot cook.

解説: 助動詞 “can” を使って、能力や許可を表現します。canの後の動詞は原形を用います。

  • 基本文: She plays the piano.
  • 助動詞can:She can play the piano.

代名詞

主格、所有格、目的格などの代名詞の使い方

問題: 次の文の空欄に適切な代名詞を入れてください。

(1) This is a pen. _____ is red.

(2) I have a cat. _____ is very cute.

回答:

(1) This is a pen. It is red.

(2) I have a cat. It is very cute.

解説: 

英語では一つの文章で同じワードを使用することを嫌います。代名詞は、名詞を置き換える言葉です。代名詞を使うことで、繰り返し同じ名詞を使わずに文章をスムーズにつなげることができます。主格、所有格、目的格などの種類があります。以下に、いくつかの代名詞の例を挙げます。

  1. 主格: I, you, he, she, it, we, they
  2. 所有格: my, your, his, her, its, our, their
  3. 目的格: me, you, him, her, it, us, them

問題 (1) では、「This is a pen.」という文があります。この文の後にa pen is red とpenを繰り返すことを避けて、「It is red.」とします。結果、代名詞 “it” が “a pen” を置き換え、同じ名詞を繰り返さずに文章をつなげています。

同様に、問題 (2) では、「I have a cat.」という文があります。この文の後に「It is very cute.」と続けることで、代名詞 “it” が “a cat” を置き換え、繰り返しを避けることができます。

代名詞を適切に使うことで、文章が自然で効率的になります。

代名詞の種類説明
主格I, you, he, she, it, we, they文の主語として使われます。例: She is a doctor. (彼女は医者です。)
所有格my, your, his, her, its, our, their他の名詞の前に置いて、所有関係を示します。例: This is her book. (これは彼女の本です。)
目的格me, you, him, her, it, us, them動詞や前置詞の後に置かれ、文の目的語として使われます。例: She helped him. (彼女は彼を助けた。)
反射代名詞myself, yourself, himself, herself, itself, ourselves, yourselves, themselves主語と同じ人物や物に働きかける動作や状態を示す際に使われます。例: He cut himself. (彼は自分を切った。)
疑問代名詞who, whom, whose, which, what質問文で名詞を尋ねる際に使われます。例: Who is that? (あれは誰ですか?)

Be動詞の過去形

 基本的なBe動詞(was, were)の過去形の使い方

問題:次の文を過去形に変換してください

He is in the library.

They are eating lunch.

回答

過去形: He was in the library.

過去形: They were eating lunch. 

解説:Be動詞の過去形は、主語によって「was」と「were」の2種類があります。以下にその公式を示します。

  1. 一人称単数・三人称単数形: I, he, she, it → was 例: I was happy. (私は幸せでした。) She was a student. (彼女は学生でした。)
  2. 二人称・一人称複数・三人称複数形: you, we, they → were 例: You were at the party. (あなたはパーティーにいました。) They were friends. (彼らは友達でした。)

Be動詞の過去形は、過去の状態や出来事を表す際に使用されます。主語に合わせて適切な形を選ぶことが重要です。

主語Be動詞の過去形例文
IwasI was happy. (私は幸せでした。)
he, she, itwasShe was a student. (彼女は学生でした。)
youwereYou were at the party. (あなたはパーティーにいました。)
we, theywereThey were friends. (彼らは友達でした。)

過去進行形

be動詞の過去形 + 動詞の-ing形”を使用した過去進行形の作成方法

問題:次の文を過去形および過去進行形に変換してください。

They are eating lunch.

回答

過去進行形: They were eating lunch. 


解説: Be動詞の過去形(wasまたはwere)に、動詞の原形+-ingをつくります。。「They」に合わせて「were」を使い、「eat」に「-ing」を付けて「eating」となります。

この時期から動詞+ingをつけるだけではない例外も暗記していきます。

原形不規則な進行形
have(持つ)having(持っていること)
come(来る)coming(来ていること)
like(好む)liking(好んでいること)
やまゼミ学長

やまゼミでは、公式通り解けるものと例外を分けて勉強します。
基本いつも同じ解き方を意識します。公式で解けない問題を例外として蓄積していきますので壁にぶち当たっても大丈夫!!

中学校2年生の英文法の具体的なカリキュラム

比較級

形容詞の比較級の形成方法と”than” の使い方

問題: 次の文を英語に変換してください。

(1) このリンゴはあのリンゴより甘い。

回答:

(1) This apple is sweeter than that apple.

解説: 形容詞の比較級を使って、二つのものを比較する形容詞を変形させ(原形-er)thanの構文を用います。

形容詞には、以下の公式に当てはめます。

比較級 + than + 比較対象  例: taller than him

比較級は以下の通り作成します。

  1. 一音節形容詞: 原形 + -er 例: tall → taller
  2. 二音節形容詞(特定の形容詞): 原形 + -er 例: clever → cleverer
  3. 二音節形容詞(上記以外その他)および三音節以上の形容詞: more + 原形 例: beautiful → more beautiful

例外:いくつかの形容詞は不規則な比較級を持っている(例:good → better、bad → worse)。

やまゼミ学長

形容詞の比較級 やまゼミでは比Qと略して説明する予定です!

一般動詞の過去形

一般動詞の過去形の作成方法、規則動詞と不規則動詞の違い

問題: 次の文を過去形に変換してください。

(1) They buy some food.

(2) She goes to the store.

回答:

(1) They bought some food.

(2) She went to the store.

解説: 規則動詞は、動詞の末尾に「-ed」を付けることで過去形になります。

  • work → worked
  • play → played

しかし、例題の文章は不規則動詞になります。

特定の過去形に変化するルールがないため、独自の形を覚える必要があります。

主な不規則動詞は以下です。

動詞の基本形過去形
bewas/were
beginbegan
breakbroke
bringbrought
buybought
comecame
dodid
drinkdrank
eatate
fallfell
feelfelt
findfound
getgot
givegave
gowent
havehad
hearheard
knowknew
leaveleft
makemade
meetmet
paypaid
putput
readread
runran
saysaid
seesaw
sitsat
sleepslept
speakspoke
taketook
telltold
thinkthought
wearwore
winwon
writewrote

このように公式に合わないものは暗記ものとして日々蓄積していきます。

やまゼミ学長

このように公式に合わないものは暗記ものとして日々蓄積していきます!
実際テストではよく出されるのは公式に合わない例外パターンです!

未来形

“will” および “be going to” を使った未来形の作成方法

問題: 次の文を未来形に変換してください。

(1) She studies English.

(2) It rains tomorrow.

回答:

(1) She will study English. / She is going to study English.

(2) It will rain tomorrow. / It is going to rain tomorrow.

解説: 未来形を表す際には、“will” または “be going to” +動詞の原形を使います。

現在完了形

“has/have + 過去分詞” を使用した現在完了形の作成方法

問題: 次の文を現在完了形に変換してください。

(1) I read the book.

(2) They finish their homework.

回答:

(1) I have read the book.

(2) They have finished their homework.

解説: 現在完了形は、”has/have + 過去分詞” の形で作成します。

過去形は過去のある特定の時点で完了した出来事や行動を表すのに使用されます。例えば、「I read the book」は、過去のある時点で本を読み終えたことのみを意味します。

一方、現在完了形は、過去の出来事や行動が現在の状況にも影響している時に使用します。例えば、「I have read the book」は、過去に本を読んだことが現在の状況に関連していることを示しています(つまり:その本を読んだおかげで、その関連する会話に参加できる、その本の内容を理解しているなど)。

この辺りからいよいよ難しくなってきます。そもそも英語と日本語は文化も違うので、英語のニュアンスをそのまま日本語に訳す事はできません。これは公式や例外で習得するものとは別にセンスを養う領域です。やまゼミでもシチュエーションを具体的に説明しながら解説していきますのでご心配なく!

受動態

主語と目的語を入れ替えて、受動態の文を作成する方法

問題: 次の文を受動態に変換してください。

(1) He opens the window.

(2) They build the house.

回答:

(1) The window is opened by him.

(2) The house is built by them.

解説: 受動態では、主語と目的語を入れ替え、be動詞と過去分詞を使って文を作成します。

公式:be 動詞+ 過去分詞 + by + 行為の主体

過去分詞も規則動詞、不規則動詞があり暗記していく必要があります。以下は

主な過去分詞の一覧です。※不規則の記載が不規則動詞です

動詞の基本形過去形過去分詞
work (規則)workedworked
play (規則)playedplayed
study (規則)studiedstudied
be (不規則)was/werebeen
have (不規則)hadhad
do (不規則)diddone
go (不規則)wentgone
see (不規則)sawseen
eat (不規則)ateeaten
drink (不規則)drankdrunk
write (不規則)wrotewritten
read (不規則)readread
sing (不規則)sangsung
take (不規則)tooktaken
speak (不規則)spokespoken

There is/are 構文

「There is/are」の使い方、存在を表す文の作成方法

問題: 次の文を英語に変換してください。

(1) 机の上にりんごが一つあります。

(2) 公園にたくさんの子供たちがいます。

回答:

(1) There is an apple on the desk.

(2) There are many children in the park.

解説: 「There is/are」+名刺を使って、物や人の存在を表す文を作成します。

一般動詞の疑問文・否定文:

一般動詞を使った疑問文と否定文の作成方法

問題: 次の文を疑問文および否定文に変換してください。

(1) He plays tennis.

(2) She eats breakfast.

回答:

(1) 

疑問文: Does he play tennis?

否定文: He does not play tennis.

(2) 

疑問文: Does she eat breakfast?

否定文: She does not eat breakfast.

解説: 一般動詞の疑問文では、”do/does”を文頭に置きます。否定文では、”do not/does not”を使って文を作成します。

助動詞

助動詞 “must”, “should”, “have to”, “need to” の使い方

問題: 次の文を英語に変換してください。

(1) 彼は宿題をしなければなりません。

(2) 私たちは早く行くべきです。

回答:

(1) He must do his homework. / He has to do his homework. / He needs to do his homework.

(2) We should go early.

解説: 助動詞+動詞の原形

助動詞を使って、義務や助言などのニュアンスを表現します。例題の(1)では3つの表現で示すことが可能で、シチュエーションによって使い分けが必要です。中学校ではそこまで問われる事はありませんが、大学受験ではこのような違いも出題されています。

  1. must(~しなければならない、~するべきである)
    • 強い義務感や必要性を表します。 例: You must study for the exam.(試験勉強をしなければなりません。)
  2. should(~したほうがいい、~するべきだ)
    • 勧告やアドバイスを表し、軽い義務感が含まれます。 例: You should eat more vegetables.(もっと野菜を食べたほうがいいですよ。)
  3. have to(~しなければならない、~する必要がある)
    • 外的な要因による義務感や必要性を表します。 例: We have to finish the project by tomorrow.(明日までにプロジェクトを終わらせなければなりません。)
  4. need to(~する必要がある、~しなければならない)
    • 必要性や要求を表し、義務感が含まれることもあります。 例: You need to call your parents.(両親に電話をかける必要があります。)


前置詞

前置詞 “in, on, at, by, with” などの使い方

問題: 次の文の空欄に適切な前置詞を入れてください。

(1) He is sitting _____ the chair.

(2) She works _____ a bank.

回答:

(1) He is sitting on the chair.

(2) She works at a bank.

解説: 前置詞を使って、場所や時間、関係を表す文を作成します。

前置詞時間場所その他
inIn July.(7月に)In the room.(部屋の中で)In love.(恋に)
In the morning.(朝に)In the box.(箱の中で)In trouble.(困難に)
onOn Sunday.(日曜日に)On the table.(テーブルの上で)On the phone.(電話で)
On my birthday.(誕生日に)On the wall.(壁に)On time.(時間通りに)
atAt 3 o’clock.(3時に)At the entrance.(入口で)At work.(仕事中に)
At night.(夜に)At school.(学校で)At risk.(危険に)
byBy noon.(正午までに)By the window.(窓際で)By car.(車で)
By the end of the week.(週末までに)By the river.(川沿いで)By myself.(一人で)
withWith a smile.(笑顔で)
With friends.(友達と)

英語の前置詞は文脈によって意味が変わることがあるため、様々な例文を通じて理解を深めることが重要です。

不定詞・動名詞

不定詞と動名詞の使い方

問題: 次の文の空欄に適切な形(不定詞または動名詞)を入れてください。

(1) I enjoy _____ (read) books.

(2) She decided _____ (go) to the party.

回答:

(1) I enjoy reading books.

(2) She decided to go to the party.

解説: 不定詞(to + 動詞の原形)動名詞(動詞の-ing形)の使い方を学びます。動詞や前置詞に続く形が異なる場合があります。

  1. 不定詞(to + 動詞の原形)
    • 訳: ~すること
    • 例: I want to learn English.(私は英語を学びたい。) It’s important to exercise regularly.(定期的に運動することが重要だ。)
  2. 動名詞(動詞の-ing形)
    • 訳: ~すること
    • 例: Swimming is a great way to stay fit.(水泳は健康を維持するのに最適な方法だ。) I enjoy reading books.(私は本を読むのが好きだ。)

間接疑問文

間接疑問文の作成方法は苦手な人が多いです。やまゼミに任せて!

問題: 次の2つの文を1つの間接疑問文に組み合わせてください。

(1) He can’t remember. (2) Who are they?

回答:

He can’t remember who they are.

解説: 文の途中に疑問文が挿入されるので、間接疑問文と表現します。疑問詞のあとの語順が疑問文の語順から肯定文になります。Who are they?→who they are.

仮定法現在

仮定法現在を使った表現方法。もし私が〇〇だったら・・・。

If I were rich…私も金持ちだったらハワイに住みたい・・

問題: 次の文を仮定法現在に変換してください。

(1) I am rich.

(2) She comes to the party.

回答:

(1) If I were rich…

(2) If she came to the party…

解説: 仮定法現在では、実際には存在しない状況や事実に反する状況を仮定して表現します。その現実とは違う状況を表現す流ためIfの後の時制を過去形にします。

注意点:

  • “be” 動詞の場合、すべての主語に対して “were” を使用します。例えば、「I were」や「he were」といった形です。

    やまゼミでは例外として暗記します。公式(パターン)と例外をしっかりわけて学習します。そのため、いつも同じ解き方で解いて、解けない問題は例外として暗記します。しっかり実力をつけていきましょう!

関係代名詞

関係代名詞 “who, which, that” の使い方。この辺りは大学入試レベルの問題でも頻出です。

問題: 次の文を関係代名詞を使って1つの文にまとめてください。

(1) This is the book. I bought it yesterday.

(2) She is the woman. She helped me.

回答:

(1) This is the book that I bought yesterday.

(2) She is the woman who helped me.

解説: 関係代名詞を使って、2つの文を1つの文にまとめることができます。

公式:先行詞 + 関係代名詞 + 続く文の主語や動詞など

(1) This is the book. I bought it yesterday.

the bookitが同じものを指しています。

先行詞: the book itを関係代名詞: thatに置き換え、先行詞を修飾します。 続く文はI bought yesterday

This is the book that I bought yesterday.

主に学ぶ関係代名詞:

  • who: 人に関する情報を示すときに使用します。
  • whom: 人に関する情報を示すときに使用し、目的語として使用されます
  • which: 物に関する情報を示すときに使用します。
  • that: 人や物に関する情報を示すときに使用し、より広範な用途があります。

副詞

副詞の基本的な使い方、時間・場所・頻度・方法・程度などを表す副詞

問題: 次の文を英語に変換してください。

(1) 彼は速く走ります。

回答:

(1) He runs fast.

解説: 副詞を使って、動詞や形容詞、他の副詞に関する情報を追加します。

主な副詞

副詞意味
very非常に
really本当に
alwaysいつも
never決して〜ない
oftenよく
sometimes時々
rarelyめったに〜ない
quickly速く
slowlyゆっくりと
loudly大きな音で


中学校3年生の英文法の具体的なカリキュラム

間接話法

直接話法と間接話法の変換方法

問題: 次の直接話法の文を間接話法に変換してください。

(1) She said, “I am busy.”

(2) He said, “I will go to the party.”

回答:

(1) She said that she was busy.

(2) He said that he would go to the party.

解説: 間接話法とは他人の言葉や考えを直接引用したものではなく、自分の言葉で伝えます。

例えば、「私は今日学校に行く」という文があります。この文を直接話法で報告する場合、「彼女は『私は今日学校に行く』と言いました」というように、実際にその人が言った言葉をそのまま報告します。

一方、間接話法とは、人が言ったことを言い換えて報告することを指します。例えば、同じ文を間接話法で報告する場合、「彼女は今日学校に行くと言った」というように、実際の言葉を言い換えて報告します。

間接話法では時制を合わせて、過去形になってるのがポイントです

接続詞

接続詞の使い方(and, but, or, so, becauseなど)

問題: 次の文を英語に変換してください。

(1) 彼は疲れていたが、勉強を続けた。

(2) 彼女は美味しい料理ができるので、料理教室に通っている。

回答:

(1) He was tired, but he continued to study.

(2) She is attending a cooking class because she can cook delicious food.

解説: 接続詞を使って、複数の文をつなげ、複雑な文を作成します。

接続の種類意味
andそして
orまたは
butしかし
soだから
becauseなぜなら
although〜だけれども
howeverしかし
thereforeしたがって
in additionさらに
on the other hand一方で
as a result結果として
meanwhileその間に

分詞構文

分詞構文の基本的な使い方を学びます。大学受験でもよく出題されます。中学校では基本的な要素を学びます。

問題: 次の文を分詞構文に変換してください。

(1) I saw a man. He was carrying a bag.

(2) She found a book. The book was lost.

回答:

(1) I saw a man carrying a bag.

(2) She found a lost book.

解説: 分詞構文では、分詞を使って簡潔な表現を作ります。分詞は、動詞の原形に-ing(現在分詞)または-ed(去分詞)をつけた形で、形容詞のように使われます。

仮定法現在と過去の違い

仮定法現在と仮定法過去の使い分け

問題: 次の文を仮定法現在と仮定法過去に変換してください。

(1) I have a car.

(2) He is at the party.

回答:

仮定法現在:

(1) If I had a car…私が今車を持っていれば(文章の時制は過去だが、現在のこと

(2) If he were at the party…もし私が今パーティーに出ていれば(文章の時制は現在だが、現在のこと

仮定法過去:

(1) If I had had a car…もし私が当時車を持っていれば(文章の時制は過去完了で過去のこと

(2) If he had been at the party…もし当時パーティーに行っていれば(文章の時制は過去完了で過去のこと

解説: 仮定法現在では、現在の事実に反する仮定を表現します。仮定法過去では、過去の事実に反する仮定を表現します。

原形不定詞※(make, let, have, get、help)

使役動詞の使い方

問題: 次の文を英語に変換してください。

(1) 彼女は彼に手紙を書かせた。

(2) 彼は犬を散歩させた。

回答:

(1) She made him write a letter.

(2) He let the dog go for a walk.

解説: 

通常の不定詞は「to + 動詞の原形」となりますが、いくつかの特定の動詞と組み合わせることで、「to」が省略された「動詞の原形」だけで不定詞として機能することがあります。このタイプの不定詞を原形不定詞と呼びます。

原形不定詞は、let(許す)、make(させる)、help(手伝う)などの動詞と一緒に使われることが一般的です。以下の構文に従って、それぞれの動詞と原形不定詞が組み合わされます。

  1. let + 人 + 原形不定詞: 「…が〜するのを許す」 例: I let him go.(私は彼に行くのを許した)
  2. make + 人 + 原形不定詞: 「…に〜させる」 例: She made me clean the room.(彼女は私に部屋の掃除をさせた)
  3. help + 人 + 原形不定詞: 「…が〜するのを手伝う」 例: He helped her study.(彼は彼女が勉強するのを手伝った)

この構文では、「人」とその後の「原形不定詞」が主語と述語の関係になります。これは、構文内の「人」が行為や状態を示す述語(原形不定詞)と関連しているためです。この関係は、文の意味を理解する上で重要な要素となります。例えば、「I let him go」の場合、「彼(him)」が「行く(go)」という行為と関連しています。

名詞節

名詞節の形成と使い方

問題: 次の文を名詞節を使った文に変換してください。

(1) He likes pizza.  It is a fact.

(2) She can play the piano.  I believe 

回答:

(1) It is a fact that he likes pizza.

(2) I believe that she can play the piano.

解説: 名詞節は、名詞の働きをする節で、主語や目的語などの位置で使われます。中学校では「that」を使って、名詞節を作ることが一般的ですがwhat, whether, who, when, where, why, how なども用います。

例:

  • I believe that he is honest.(私は彼が正直だと信じています。)
  • She asked if I knew the answer.(彼女は私が答えを知っているかどうか尋ねた。)
  • What he said is true.(彼が言ったことは本当です。)

副詞節

副詞節の形成と使い方

問題: 次の文を副詞節を使った文に変換してください。

(1) He will call you. (after he arrives)

(2) She studies hard. (so that she can pass the exam)

回答:

(1) He will call you after he arrives.

(2) She studies hard so that she can pass the exam.

解説: 副詞節は、文の中で副詞のような役割を果たし、動詞、形容詞、副詞や他の節に関する情報を提供します。副詞節は、時間、場所、理由、条件、譲歩、比較、結果などの関係を示すことができます。副詞節は、以下のような接続詞を用いて始められることが一般的です:when, while, after, before, because, if, although, since, as, so that など。

例:

  • When it rains, the ground gets wet.(雨が降ると、地面が濡れる。)
  • She was happy because she passed the exam.(彼女は試験に合格したので嬉しかった。)
  • If you study hard, you will succeed.(一生懸命勉強すれば、成功します。)

分詞構文

分詞構文の形成と使い方。こちらも大学受験で頻出です。

問題: 次の文を分詞構文に変換してください。

(1) The boy is playing soccer. He is cool

回答:

(1) The boy playing soccer is cool.

解説: 分詞構文は、動詞の分詞形を使って、短くて簡潔な表現を作るために使われます。現在分詞(-ing形)や過去分詞(-ed形/第三形)を使って、分詞構文を作ります。中学校では主に形容詞の役割として使用されるので、練習問題のように名刺を修飾します。

絶対マスター

英語の5文型

英語の文法では、基本的な文の構造は5つの文型に分類されます。これらの文型は、動詞の種類や機能によって区別され、主語と述語の関係を示します。以下に、5つの文型とそれぞれの例を示します。

  1. S(主語) + V(動詞) (不及動詞文) この文型では、主語が動詞の行為を行っていますが、目的語はありません。

例: Birds fly.(鳥は飛ぶ。)

  1. S(主語) + V(動詞) + O(目的語) (他動詞文) この文型では、主語が動詞の行為を行い、目的語がその行為の対象です。

例: I like coffee.(私はコーヒーが好きです。)

  1. S(主語) + V(動詞) + IO(間接目的語) + DO(直接目的語) この文型では、主語が動詞の行為を行い、間接目的語と直接目的語の両方がその行為に関与しています。

例: She gave him a present.(彼女は彼にプレゼントをあげた。)

  1. S(主語) + V(動詞) + C(補語) (主語補語文) この文型では、主語が動詞の行為を行い、補語が主語に関する追加情報を提供しています。

例: He is a teacher.(彼は先生です。)

  1. S(主語) + V(動詞) + O(目的語) + OC(目的語補語) この文型では、主語が動詞の行為を行い、目的語がその行為の対象であり、目的語補語が目的語に関する追加情報を提供しています。

例: They elected him president.(彼らは彼を大統領に選んだ。)

自動詞と他動詞の違い

  1. 自動詞 : 自動詞は、目的語が必要ない動詞です。自動詞は主語だけで完結し、動作や状態を表します。自動詞は主にS(主語) + V(動詞)の第一文型で使用されます。

例:

  • The sun rises.(太陽が昇る。)
  • He sleeps.(彼は寝ている。)
  • She runs.(彼女は走る。)
  1. 他動詞 : 他動詞は、目的語が必要な動詞です。他動詞は主語によって行われる動作が、何か他の対象(目的語)に影響を与えることを示します。他動詞は主にS(主語) + V(動詞) + O(目的語)の第二文型で使用されます。

例:

  • I read a book.(私は本を読む。)
  • She loves him.(彼女は彼を愛している。)
  • He bought a car.(彼は車を買った。)
自動詞 他動詞
arrive (到着する)buy (買う)
sleep (寝る)eat (食べる)
sit (座る)read (読む)
stand (立つ)send (送る)
die (死ぬ)make (作る)
rise (上がる)break (壊す)
fall (落ちる)open (開ける)
grow (成長する)close (閉める)
laugh (笑う)give (与える)
cry (泣く)take (取る)
run (走る)bring (持ってくる)
walk (歩く)teach (教える)
swim (泳ぐ)learn (学ぶ)

英文法に必要な品詞の基本

名詞 (Noun)

人、動物、場所、物、アイデアなどを表す単語。例:dog, happiness, Tokyo

代名詞 (Pronoun)

名詞を置き換える単語。例:he, she, it, they, this

動詞 (Verb)

行動や状態を表す単語。例:run, eat, think, be

形容詞 (Adjective)

名詞や代名詞を修飾し、その特徴を表す単語。例:happy, tall, blue

副詞 (Adverb)

動詞、形容詞、他の副詞を修飾し、その方法や程度を示す単語。例:quickly, very, well

前置詞 (Preposition)

名詞や代名詞との関係を示す単語。例:in, on, at, to

接続詞 (Conjunction)

文や単語をつなぐ単語。例:and, but, or, so

感嘆詞 (Interjection)

感情や反応を表す単語。通常、感嘆符(!)と一緒に使われる。例:oh, wow, ouch

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